新曲「into the twilight」"薄明のなかへ"

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どもです。
ポストロック新曲を投稿しました。

◉into the twilight


今回のテーマは「薄明」
"微睡み"から"目覚め"です。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、元ネタは
W.B.イエイツの「INTO THE TWILIGHT」邦題:「薄明のなかへ」です。

動画内でも流れましたが、一応詩はこちら。


INTO THE TWILIGHT
薄明のなかへ

疲れ果てた時の、疲れた心よ、
善・悪の綱をきっぱりと切って、来い。
再び笑え、心よ、灰色の薄明のなかで。
お前のアイレは、いつまでも若い、
露はいつも輝いて、薄明は灰色だ、
中傷の火に焼かれながら、
希望はなく、愛も失われていくけれど。
来い、心よ、丘が丘に重なるところへ、
そこには、虚ろな森と、丘をなす森の、
神秘的な兄弟たちがいる、
そこでは変わっていく月がその意志を遂げ、
神は佇んで寂しい角笛を吹き、
「時」と「この世」とはいつも飛びさり、
愛よりも灰色の薄明が優しく、
希望よりも朝の露が親しいところなのだ。


とても神秘的で美しい詩です。
僕は彼の詩が大好きです。
この詩が収録してある、「ケルトの薄明」という本は有名ですね。

この詩をモチーフに自分なりの「薄明」を表現しました。
一応「薄明」とはなんぞや?という方の為に。
薄明とは、黄昏(夕暮れ)と暁(夜明け)の薄明かりの状態の事です。
二つの相対する状態を一つの言葉で表している、不思議な言葉です。
黄昏を"黒"、暁を"白"とするなら、薄明は"灰"でしょう。

二元論でくくる事の出来ない、"灰色の世界"
詩中にあるように「神は佇んで寂しい角笛を吹き、「時」と「この世」とはいつも飛びさっている」
それは、"神は世界を治める全能者というよりも脇役的な立場にあるに過ぎず、
神によって造られ、確固たる存在であったはずの時や世界そのものも、そこでは常に移ろい続けている"ということです。
その"微睡みの世界(理想の世界)”から現実への"目覚め"っていうのが
今回、表現したかった部分です。
前半の静かなパートが"微睡み"、後半の轟音パートが"目覚め"です。
"目覚め"へ向かって徐々に音が強くなって行く様に意識しました。

どうでも良い事ですが、この詩はアイルランド(詩中ではアイレ)の事をうたっていまして、
アイルランドで使われるギターのチューニングは、通常(EADGBE)と違い、DADGADチューニング
(6弦からDADGAD)というのがスタンダードなんです(ケルト音楽のギターはみんなこのチューニング)
なので、こだわりとして、このチューニングを使って作りましたw
曲中で使ってるハーモニクスが綺麗でしょう?w
とっても神秘的な音色のチューニングなのでオススメです!
かの有名な押尾コータローもよく使っていますね。

素敵な実写PVは148cmさん。
僕は実写PVが好きなので(言ってなかったのに、分かってらっしゃる!!)
めっちゃ感動です!最初の夕焼け空とか鳥肌モンですw

音周りは里内色さん。
あーでもないこーでもないとガンガン意見をぶつけて(こんなに意見したのは初めて////)
ミックスからマスタリングまでお力をお借りしました。
さすが音屋さんだけあります!最初は自分で全部やろうと思ったのですが、
行き詰まってしまい、相談したところ「俺に任せろ」と掘りたくなる様な男気を見せてくれたので
速攻お願いしましたw


大分長文になってしまいましてすみません><
でも、それだけ僕にとって特別な意味を持つ楽曲ですし、このW.B.イエイツの詩は
僕の価値観や世界観を大きく変えてくれた詩なので、大切にしています。

最後に、余談ですが
.hackという作品はアイルランド、ケルト神話に大きく影響を受けた作品で
作中にも「W.B.イエイツ」という詩人が出てくる程です。
また、この「薄明」に大きな影響を受けている事は、作品をご存知の方はお気づきになるかと思います。
.hackはもともと大好きな作品だったので、アイルランド、ケルトに凄く運命を感じている今日この頃ですw

ケルト音楽も大好きだしねw

延々と語ってしまいますので、この辺にしときますw
お力を貸して下さった148cmさん、里内色さん、本当にありがとうございました!
また、聴いて下さった方ありがとうございます!
今回から「nekowai」に改名致しましたが、これからもぜひぜひ宜しくお願い致します!!

いつでも感想待ってるよ!

ではでは。

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- # | 2013.04.06(Sat) 01:54 | | EDIT

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